防水スプレーの使い方について

防水スプレーの使い方について説明します。
撥水性のあるジャケットや帽子、レインコートなどは、何度も使っているうちに、だんだん水を弾かなくなり、防水機能が落ちてくることがあります。
防水スプレーの効果的な使い方を知って、衣類を長持ちさせましょう。
防水スプレーは、使用方法を守って靴、ブーツ、鞄などの革製品やスウェード製品に予め使用しておけば、汚れを防ぐ効果もあります。



防水スプレーの使い方について


水性のあるジャケットや帽子、レインコートなどは、何度も使っているうちに、だんだん水を弾かなくなり、防水機能が落ちてくることがあります。これは、使用頻度が高くなるにつれて、布面が擦れてきて、防水加工が失われていくからです。

日ごろの衣類はもちろん、レジャーの際にも、防水効果があるジャケットやトラウザーを利用する機会がたくさんあるでしょう。
例えば、釣りや、登山、ハイキング、ヨットやカヌーを楽しむときにも防水性のあるカッパを着る機会があると思います。
そんな時は特に濡れるのは嫌ですし、徐々に雨水や水しぶきが徐々に浸み込んでくるのは身体を冷やす原因にもなりますから、特に防水効果を高めたいと感じられると思います。
そんな時には、撥水性を高める為に防水スプレーを使うと効果的です。

防水スプレーには、撥水性を高めて、雨や水しぶきから守るだけではなく、衣類や靴、鞄などの雑貨を汚れから守ってくれる役割があります。
上手に使えば、高価な革製品などを長持ちさせることができます。

防水スプレーには、色々な種類がありますので、自分が必要としているものを選び、そのアイテムにあった使い方をすることがとても大切です。

まず、防水スプレーには、成分から「フッ素系」と「シリコン系」があります。その2つや他の成分を配合させて、それぞれのアイテムにあう防水スプレーが作られているのです。
ですので、それぞれのボトルには、裏面に用途が詳しく書かれていますので、「皮革用」「衣類・布用」「金属用」など使用方法に充分注意して購入するようにしてください。
また、中には「布・革・金属など」というように何にでも使うことのできるものもあります。
冬のブーツやスウェードのような起毛のものにもあうような防水スプレーも販売されていて大変便利です。

フッ素系の防水スプレーは、透湿性のあるものに使用します。ゴアテックスのジャケットなど、汗を中から表面に出すタイプのものです。このフッ素系は繊維をコーティングすることで撥水性を作ります。
それぞれのメーカーの注意書きを見ていただくのが一番ですが、濡れている状態でスプレーすることを推奨しているものもあります。
湿気を通すことができるので、革製品にも使うことができるものです。

もう一つの、シリコン系は、丸ごと膜をはるイメージです。防水性が大変高くなり中のものに浸み込むリスクは減りますが、反対に「蒸れる」ことになります。そのため、レインコートや雨傘などに向いています。
ただし、防水性が強いからといってテントに使うのは避けてください。防水性を高めるがあまりに気密性が高くなりすぎ、寝ている間に酸欠になることもあるそうです。

防水スプレーの効果的な使用方法についてですが、まずは、購入してきたらすぐに一度防水スプレーをかけておくことです。そうすることで、撥水性だけでなく、防汚効果を期待することができます。
使用後に使う場合ですが、まずは、汚れを充分に落としてください。汚れのついた上に防水スプレーをすると汚れを固定化することになってしまいます。
雨が降った場合に使用したジャケットや傘、レインハットなどは、まず汚れを落とし、それから濡れている状態か、乾いてからかを確かめ防水スプレーをして、充分に乾かしてから片付けることをお薦めします。

また、乾いた状態で何度か使った場合も、ジャケットの場合は、袖口、わきの下、裾などは擦れて防水効果が落ちている場合がありますので、何回かに一度は防水スプレーをして、撥水効果を損なわないようにしておくといいでしょう。

撥水性のある衣料品を洗濯できる専用の洗剤を販売しているメーカーもありますので、丸ごと洗濯する際には、試してみてください。




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