好奇心について
好奇心っていったい何でしょうか。
英語で知的好奇心のことは、
intellectual curiosity
と言います。
好奇心(こうきしん)とは、知らないものや知らないことを知りたいと思う気持ち。探求する行動のことをさします。動物でもある程度高等なものになってくれば、探究心であろうと思える行動をするのが見られることがあります。
猫が壺の中をのぞいたりするのもそれにあたるでしょう。
自分から知りたいと思う気持ち、それを好奇心と呼ぶのではないでしょうか。
好奇心というのは、人間の本能的な欲求の一つであると思われますが、その知りたいという気持ちはさまざまです。ワイドショーで芸能人のゴシップを見るのと、実験を積み重ねてノーベル賞につながる研究をするのと、好奇心という言葉で考えてみれば、それ程違いはないように思われます。
その好奇心の中で、知識に関するものを知的好奇心と呼ぶことがありますが、知的好奇心とそうでない好奇心とは、それぞれの立場、状況に応じて変化するものですから、一概に決めることができるわけではありません。
総じて、ゴシップなどを知りたい気持ちは世俗的に見られ、知的好奇心ではないようにいわれてしまいますが、どこにでもあるのが好奇心の種ですから、一概には言えないでしょう。
また、就職などの面接などの際に「私は好奇心旺盛な性格です」といったように自己PRに使う場合も多々あります。何にでも興味を持つことは、向上心をうみ前向きな性格と思われることが多いですから、好奇心のあることがよいように思われている事例のひとつです。
人間は、好奇心を持つことによって、文明を発達させてきました。
わからないことを知り、解明し、それを研究、発達させることで、動物とは一線を引く立場になってきたのです。
この好奇心を失わず、前向きに生きていくために、是非この「好奇心の壺」で雑学の知識を深めてください。
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